【2020年最新版】社会人向け動画学習サービスおすすめランキング【徹底比較】
忙しいビジネスパーソンの間で話題沸騰中のオンライン動画学習サービス。通勤中や仕事終わりのちょっとしたスキマ時間でキャリアアップのためのビジネススキルが学べるということで人気を集めています。
しかし、そんな大注目の動画学習サービスだからこそ、多種多様なサービスが乱立しています。多忙なあなたの貴重な時間を使うわけですから、せっかくなら良いものを選びたいですよね。あなたも以下のようなことで悩んでいませんか?
- 動画学習サービスに興味があるけどどれが良いのか分からない
- 口コミやCMで見かけるのは本当に良いのかな
- ちゃんと継続できるだろうか
そこで本記事では、数ある動画学習サービスの中から主要な3つのサービスを厳選し、「特徴」、「学習できる内容」、「コンテンツの質・量」、「利用料金」といった観点で徹底比較しました。またその結果を比較表にまとめてランキング形式でご紹介します。
2020年最新版のおすすめなのでぜひ参考にしてください!とにかく比較表が見たいという方はこちらから!
動画学習とは
動画学習とは文字通り"動画"を用いて学習を行うことです。
スマートフォンやタブレットといったモバイル端末が普及し、動画を見ることは多くの人々の習慣になっています。通勤電車の中でYoutubeやhuluといった動画配信サービスを見ている光景も当たり前になっています。
そのように動画が手軽に扱えるようになった今、学習にも動画を活用する動きが活発化しています。動画学習専門のオンライン学習サービスも数多くスタートしています。
そんな現在大注目の動画学習ですが、歴史は古く、有名なものだと林修先生が講師を務めていることで有名な東進ハイスクールは、1991年から映像授業の取り組みを始めています。約30年もの間サービスが続いているということは、それだけ効果があるという裏付けにもなりますね。
動画学習のメリット
動画学習のメリットを簡潔にまとめると以下のとおりです。
動画学習のメリット
・空き時間を活用して3分からサクッと勉強できる
・ビジネス書を買うより低価格でコスパが良い
・動画なので理解しやすく勉強が継続しやすい
いずれも忙しい社会人にとって大事な点ばかりですね。動画学習のメリットの詳細は以下のページでまとめているので気になる方はご覧ください。
勉強は動画でする時代!忙しい社会人には動画学習がおすすめな理由
動画学習サービス選び方のポイント
動画学習サービスを選ぶ際には、以下の4つのポイントを参考にすると良いでしょう。
- 自分が学びたい内容のコンテンツがあるか?
- コンテンツの量と質は自分に合っているか?
- 利用料金や支払い方法は?
- オフライン視聴のためにダウンロード機能があるか?
自分が学びたい内容のコンテンツがあるか?
一言にビジネススキルといっても、マーケティングや経営学、プログラミングなどさまざまな種類があります。そのため、サービスによって力をいれているジャンルが異なっています。自分が学びたい内容のコンテンツが充実しているかどうかをチェックしておくと、サービス加入後の失敗がなくなるでしょう。
コンテンツの量と質は自分に合っているか?
学習を継続させるうえで重要なのは、自分のレベルにあった教材を用いることです。また初級者向けから中級者、上級者と自分の成長に沿った教材があることも重要な観点です。レベルの低いコンテンツを見ても成長できませんし、逆にレベルが高すぎるコンテンツだと挫折してしまいます。自分に適切なコンテンツがあるかどうかぜひチェックしてみると良いでしょう。
利用料金や支払い方法は?
支払い方法には、月額1000円~2,000円で全コンテンツ見放題といった「定額料金制」と、1コンテンツごとに課金して購入する「買い切り制」の2種類があります。必要最小限のことだけを学びたいという方には「買い切り制」のサービスがおすすめですし、出来るだけたくさんのことを学びたいという方には「定額料金制」がおすすめです。
オフライン視聴のためにダウンロード機能があるか?
通勤中などWi-fiが無い環境でも学びたいという方には必須の機能です。というのも、やはり動画なので通信量はかなり大きなものになります。フルHD画質で1時間1.5GB程度が目安です。今回ご紹介するサービスには全てダウンロード機能がありますが、他のサービスにはダウンロード機能が無いものもありますのでご注意ください。
おすすめ動画学習サービス比較表
こちらは、本記事で紹介する代表的な3つの動画学習サービスの比較表です。学習できる内容、コンテンツの質、コンテンツの量、利用料金などの軸で比較可能です。自分にぴったりな動画学習サービスを選ぶ際の参考にしてください。
動画学習サービス比較表
10日以内に解約すれば費用は一切かかりません
動画学習サービスおすすめランキング
1位:グロービス学び放題
グロービス学び放題とは、これまで累計15万人以上が受講した国内最大級のビジネススクールを運営する「グロービス」が提供する定額制の動画学習サービスです。
ビジネスに必要とされる体系的な知識を、200コース、2000本の動画を通じて好きな時に、好きなだけ学習することができます。
「時間がないけど、手軽に学びたい」という方にぴったりの学習サービスです。
グロービス学び放題の特長
- ビジネススクールを運営しているグロービスだから提供できる圧倒的な質
- 1動画3分から、いつでもどこでもスマホで学べる
- 初級・中級・実践と難易度別に体系化されたコース
グロービス学び放題の惜しい点
- 他のサービスと比較すると若干高い(月額1650円~)
⇒それでもビジネス書1冊程度の金額!間違いなく価格以上の価値があります!
- 料金プランが最低「半年」から
⇒200以上のコースと2000本以上の動画が揃えられています!1年でも足りないくらいのボリューム!さらに動画はどんどん増えています!
グロービス学び放題はこんな人におすすめ!
- 確かな質のビジネススキルをしっかり学びたい人
- 自分のレベルに合わせて学びを継続していきたい人
- 実際のビジネスに活かせる数々のスキルを総合的に身につけたい人
グロービス学び放題の利用者のクチコミ
ここ数ヶ月自分に求められる水準とスキルが合わない感覚が強くあり、Trailheadでのお勉強以外にも実践に繋げられる学びを少しでも得たいという想いで、グロービス学び放題始めました。まだ2日目だけれど面白い!
— fumichi23 (@fumichi23__c) 2019年3月19日
schooの5倍 グロービスの学び放題見やすい、わかりやすい
— ぶんやす (@bunyasu0131) 2019年3月10日
グロービス学び放題のファイナンス講座勉強になった。マーケティングなんかより苦手意識があったんだけど同僚よりは完全にファイナンスの知識は着いたね。基本これが分かっていると上がやっていることが財務面で分かる。学ぶのめんどくさいと思うかもしれないですが学ばない方がめんどうなんですよ。
— ケイケイ (@kizukiwasekaio) 2018年12月23日
グロービス学び放題の基本情報まとめ
グロービス学び放題で圧倒的な質の学びを体験しよう
こんなオススメなグロービス学び放題には10日間の無料トライアルがあります。
日本最大級のビジネススクールも運営しているグロービスだからこそ提供できる圧倒的なクオリティの学びをぜひ体験してみましょう!
合わなければトライアル期間中に止めれば費用は一切かかりません!
2位:Udemy
Udemyとは全世界で約2,400万人が使っている世界最大級のコンテンツ買い切り制オンライン学習プラットフォームです。
約35,000人の講師が100,000以上のコースを展開しており、日本ではベネッセと提携し、2015年4月からサービスを開始しています。
日本語のコンテンツもたくさんありますが、それ以上に英語のコンテンツがありますので、英語が堪能な方にはとてもおすすめです!
Udemyの特長
- 世界最大級の学習プラットフォームだからこその圧倒的なコンテンツの量
- 語学やwebプログラミング、マーケティングなど仕事に役立つ内容から趣味関連のものまで揃った幅広いジャンル
- 安心の30日間返金保証
Udemyの惜しい点
- 誰でも講師としてコンテンツをアップロードできるため、コンテンツの質にばらつきがある。
⇒その分レビューが豊富なので、質が低いものは評価を見れば一発で分かります!さらにコンテンツに納得がいかなければ、購入から30日以内であれば返金可能です。
- 1つのコンテンツが比較的高価(1万円以上のものが多い)
⇒頻繁にセールが開催されているので、そのタイミングを狙えば1000~2000円程度で購入できます!
Udemyはこんな人におすすめ!
- 英語が堪能な人
- 学びたい内容が明確な人
- ニッチな内容まで深く学びたい人
Udemyの利用者のクチコミ
Udemyで色々勉強中。以前は本しかなかったので習得まで時間かかったがやはり動画コンテンツは違う。今習得している知識があればもっといいものが出来る。Udemyはおすすめ #UE4 pic.twitter.com/RpwKdGlefB
— ちまちまこつこつやっていく (@dadada__) 2018年12月4日
控えめに言ってもUdemy最高だなー
— nangokuman (@Yoshiageeee) 2018年12月1日
Udemyってしょっちゅうセールやっている気がするので、今がお得なのかどうかわからなくなるww
— ぷんたむ | プログラミング中級者 (@punhundon) 2018年11月29日
Udemyの基本情報まとめ
全世界で1500万人以上が利用
3位:Schoo
Schooとは、動画授業を多数配信しているオンライン動画学習サービスです。
講義を365日毎日、生放送しています。また生放送だけでなく過去の授業の動画を見ることも可能です。生放送だけなら無料で見ることも可能となっています。
出来るだけ安くかつそれなりの質を求めている方におすすめです。
Schooの特長
- 授業形式で学べるため生放送なら講師に直接質問することが可能
- 確かな実力を持った講師を招いた授業
- 1授業1時間でしっかり学べる
Schooの惜しい点
- 生放送なので進行がぐだぐだになる時がたまにある
- 比較的初級者向けの内容が多い
Schooはこんな人におすすめ!
- リアルに授業を受ける感覚で楽しく学びたい人
- 無料で視聴可能な生配信にスケジュールを合わせることができる人
Schooの利用者のクチコミ
マジで起業して良かった。その前にSchooに飛び込んで良かった。さらにその前にエンジニアtypeで編集者やってて良かった。良いことづくし。だから適当でも楽しめるんやと。
— タクヤコロク(ナンバーナイン編集長) (@coroMonta) 2017年7月26日
登録してチラ見したけど、普通に面白かったし勉強になった。ビジネススキルは気になるけど、外出してまで受講はめんどくせーという人、いかがかな。(私)
— my name is (@yumemi_xoxo) 2017年6月30日
興味本位でも、良いかなと思たよ。
Schoo - 参加型のオンライン動画学習サービス https://t.co/cuEz8WYV4R
Schooさんの生配信はじめて利用してみて、画質わりと良いし機能も使いやすくて想像してたより良かった
— ろくぜうどん💭技術書典6[か37] (@rokuzeudon) 2016年11月9日
Schooの基本情報まとめ
365日、無料のオンライン生放送授業を開催
1番のおすすめはグロービス学び放題!
「グロービス学び放題」は「Udemy」や「Schoo」に比べてコンテンツの数こそ劣っているものの、コンテンツの質や学びやすさに関しては圧倒的な差があります。
実際にMBAの取得が可能なビジネススクールも運営しているグロービスだからこそ成し得るクオリティなのでしょう。体系化された正しい知識を身につけることが成長への近道です。
ぜひまずはグロービス学び放題を体験して、そのクオリティと学びやすさを実感していただけたらと思います。
今なら10日間の無料お試し期間があります。10日以内に解約すれば費用は一切かかりませんのでまずはお試しあれ!
まとめ
今回、主要な3つの動画学習サービスを比較しましたが、どれも学びのモチベーションを上げる素晴らしいサービスです!
どのサービスも無料でお試しができますので、まずは試してみてご自身にあったサービスを選ぶと良いでしょう。
動画学習サービス比較表
良い転職先が見つからない!たった1つの原因と無料でできる解決策
良い転職先が見つからない原因と解決策
転職エージェント利用のメリット
転職エージェント利用時の注意点
おすすめの転職エージェント
そこで、ここでは筆者が実際に使ってよかった『おすすめ転職エージェント』を3つ紹介します。いずれも大手の転職エージェントなのでここを利用すれば間違いないです。全て無料で利用できるので、ぜひお気軽にご活用ください。
あとこれは実際に転職エージェントを複数社利用してみて分かったのですが、正直どこのエージェントも提供しているサービスに大きな差はありません。結局は自分と相性の良い担当者と出会えるかどうかが重要ですので、あまり悩まずにまずは1社利用してみましょう。
そして担当者がイマイチだと感じたら別のエージェントに相談するといった「数撃ちゃ当たる」スタンスが有効です。
①転職支援実績No.1 リクルートエージェント
②転職者満足度No.1 doda
③20代の転職なら マイナビエージェント
まとめ:転職エージェントを利用してあなたにピッタリの転職先を見つけよう!
メーカーから転職した僕が教える!メーカー社員の具体的な転職先
- メーカー社員に多い転職の理由
- メーカーから他業種への転職は可能!
- メーカーからの転職は意外と有利!
- メーカーからの具体的な転職先の業界
- メーカーからの転職のコツ
- おすすめの転職エージェント
- メーカーからの転職の具体的な流れ
- 最後に:メーカーから転職して明るい未来を掴み取ろう!
メーカー社員に多い転職の理由
転職理由1:業界が伸びていくイメージが湧かない
転職理由2:非効率な業務による無駄な長時間労働
転職理由3:年功序列で自分の成果が認められない
転職理由4:スキルアップできない
転職理由5:自分のやりたいことができない
上記の転職理由はメーカー業界に共通した内容
メーカーから他業種への転職は可能!
メーカーに限らず最近では異業種への転職が一般的となっています。
メーカーからの転職は意外と有利!
メーカーからの具体的な転職先の業界
29歳以下なら「メーカー以外」が主な転職先
30歳以上ならメーカー業界も選択肢に入る
30歳以上の方の場合は競合メーカーなどメーカー業界を転職先の選択肢として考えることをおすすめします。
メーカー業界も転職先の候補にすべき理由は以下の2つです。
・30歳からの転職では『即戦力になるか?』が重視されるから
・メーカーで長年働いて習得した事務的なスキルはメーカーでしか使えないから
とは言っても他の業界に転職している人も多くいるので、あくまでも転職先の候補の一つくらいに考えましょう。
転職先の業界の知識、スキル、経験は必要なし!
今は様々な業界の壁がなくなりつつあります。そんな時代だからこそ、新たな業界に積極的に挑戦し、様々な業界の知識を貪欲に習得しようとする姿勢が求められています。
なので心配すべきは『知識・スキル・経験の有無』ではなく、『やる気を持ってあなたがチャレンジしたいと思える業界かどうか』なのです。
そのため転職先を決める際には「あなたの望む働き方」を明確にすることをおすすめします。
メーカーからの転職のコツ
コツ1:めざす働き方を明確にする
コツ2:転職エージェントを活用する
おすすめの転職エージェント
でも転職エージェントってたくさんあってどこが良いのか分からないんですよね。私も転職エージェントに相談する前にかなり悩みました。
そこで、ここでは僕が実際に使ってよかった『おすすめ転職エージェント』を3つ紹介します。いずれも大手の転職エージェントなのでここを利用すれば間違いないです。全て無料で利用できるので、ぜひお気軽にご活用ください。
あとこれは実際に転職エージェントを複数社利用してみて分かったのですが、正直どこのエージェントも提供しているサービスに大きな差はありません。結局は自分と相性の良い担当者と出会えるかどうかが重要ですので、あまり悩まずにまずは1社利用してみましょう。
そして担当者がイマイチだと感じたら別のエージェントに相談するといった「数撃ちゃ当たる」スタンスが有効です。
①転職支援実績No.1 リクルートエージェント
②転職者満足度No.1 doda
③20代の転職なら マイナビエージェント
メーカーからの転職の具体的な流れ
最後に:メーカーから転職して明るい未来を掴み取ろう!
【11社落ちた私が教える】就活で落ちるたった1つの理由とその対策【論理的思考力を身につける】
落ちる理由:社会人として求められるスキルが備わっていない
対策:論理的思考力を身につけよう
論理的思考力を身につける方法
グロービス学び放題は企業からも評価されている
まとめ:論理的思考力を身につけて、内定を勝ち取ろう!
無料体験あり:会社員の僕がおすすめする勉強方法3選【2019年最新版】
おすすめの勉強方法が知りたい社会人向けの記事になります。
生涯学習とも言われるように社会人の学習需要が高まっていますが、それと同時に「時間が無くて勉強が続かない」といった悩みも増えています。
そんな中で今回は、”忙しい社会人に”おすすめの学習方法を3つご紹介します。社会人が勉強すべき内容の紹介と、それぞれの勉強内容ごとのおすすめの勉強方法の解説です。
3分くらいで読み終わるかと。それでは見ていきましょう。
まずは何を勉強するか決めましょう
あなたが勉強したいことは次のうちどれですか?
僕がおすすめする勉強方法3選
今回紹介した勉強方法の外部実績
まとめ:会社員はコスパ良く勉強しよう
以上、3つの勉強方法をご紹介しました。いずれも数千円から数万円程度お金がかかりますが、実際にスキルを身につけてしまえば簡単に回収できると思います。特にIT人材の需要は右肩上がりなのでプログラミングを勉強するのはホントにおすすめです。
社会人ならコストだけでなくパフォーマンスも考慮して最も効率の良い方法で勉強しましょう!
今ならどれも無料期間がありますので、ぜひこの機会にお試しあれ!
記事で紹介した勉強方法リスト
社会人が勉強するとなぜ人生は楽しくなるのか?
社会人の平均勉強時間は約6分
社会人が勉強すると収入が増える
なぜ社会人になると勉強しなくなるのか?
理由その1:周りの人が勉強していないから
理由その2:時間がないから
- 無駄な飲み会に参加している
- 効率良くすれば定時で終わらせられるのに無駄に残業をしている
- 通勤時間が長い
少ない時間で効率良く勉強するコツ
- 空いた時間でサクッと勉強できる
- コスパ良く学べる
- 本で勉強するより圧倒的に理解しやすい
おわりに
勉強は動画でする時代!忙しい社会人には動画学習がおすすめな理由
"生涯学習"という言葉もあるように、昨今、社会人の学習に注目が集まっています。皆さんの中にも「ビジネススキルを身につけたい」とか「資格を取得したい」、「ITスキルを習得したい」と考えている人もいるのではないでしょうか?
しかし、どんなに勉強したいと思っていても時間のなさがネックでチャレンジできていないという人も多いと思います。仕事や家事など、多忙な社会人にとって自己啓発の時間を取るのは容易なことではありませんよね。
実際、政府が発表した社会生活基本調査によると、社会人の1日の平均勉強時間はなんとたったの6分だそうです。驚きの結果ですね。
本記事では、そんな時間がない社会人の皆さんのために、効率的にサクッと勉強をするための方法である動画学習について紹介し、動画学習をオススメする理由について解説します。
時間がない社会人にはオンライン動画学習がおすすめ!
動画学習とは文字通り"動画"を用いて学習を行うことです。
スマートフォンやタブレットといったモバイル端末が普及し、動画を見ることは多くの人々の習慣になっています。通勤電車の中でYoutubeやhuluといった動画配信サービスを見ている光景も当たり前になっています。
そのように動画が手軽に扱えるようになった今、学習にも動画を活用する動きが活発化しています。Youtubeでも学習系のチャンネルが増えたり、動画学習専門のオンライン学習サービスも数多くスタートしています。
そんな現在大注目の動画学習ですが、歴史は古く、有名なものだと林修先生が講師を務めていることで有名な東進ハイスクールは、1991年から映像授業の取り組みを始めています。約30年もの間サービスが続いているということは、それだけ効果があるという裏付けにもなりますね。
社会人に動画学習がおすすめな理由
1.空き時間でサクッと勉強できる
多忙な社会人にとって最も重要なことは、お手軽かどうかです。
動画学習サービスのほとんどはスマホに対応しているため、通勤や休憩時間などのちょっとした隙間時間に見ることができます。自分のペースで勉強を進めることができますね。
動画の長さ自体は数分程度の短いものから1時間を超えるようなものまでコンテンツによって様々ですが、たとえ長い動画だったとしても動画なので途中で中断することも容易です。また間が空きすぎて内容を忘れてしまったという場合も、動画なので見返すことができます。これは動画ならではの特徴ですね。
このように日々のちょっとした空き時間で学習できるとなれば、勉強のハードルはガクッと下がるのではないでしょうか。
2.低価格でコスパが良い
「動画学習サービスはお金がかかるのでは? 」と思われる方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。むしろ他の勉強方法よりも圧倒的に低価格でコストパフォーマンスが良いのです。
動画学習サービスはどれもだいたい月額2000円程度で利用することが可能です。(完全無料のサービスや無料プランがあるサービスもありますが、使いやすさやコンテンツの質の観点から有料のサービスをおすすめします。)
月額2000円と聞いてどう感じたでしょうか?思ったより安いなと感じませんか?他の学習方法と比較すると、例えば本なら大体2冊買えば2000円は超えますし、ビジネススクールだと月に1万円以上かかるところもザラにあります。
動画学習サービスであれば、月額2000円払えばそのサービスが提供しているコンテンツを見放題というプランが多いです。そう考えるとたった2000円で様々なことを勉強できる動画学習サービスは、学習手段の中ではとてもコスパが良い手段だと言えるのではないでしょうか。
3.理解しやすい
動画のもう1つのメリットは、他の勉強方法と比べて格段に理解しやすいということです。
とある研究によると、人間の脳は1つの感覚器官よりも複数の感覚器官で情報を認識した方が、数倍も活性化するらしいです。本で学ぶ場合は視覚のみですが、動画学習の場合は視覚+聴覚で学ぶことができますよね。そのため脳が良く活性化し、効率的に勉強することができるのだそうです。
さらに動画であれば何度も繰り返し見返すことができます。学校での授業の場合は、途中でつまづいたことがあったとしても基本的にはそのまま進行していってしまいます。小学校や中学校の時の基礎的な数学でつまづいて、それ以降の課程でかなり苦労した経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
動画学習であれば分からない箇所を置き去りにしてしまうことはありません。途中で理解できないことがあれば、その部分を分かるまで何度でも見返すことができるのです。これも理解度を高めるために有効な動画学習の特徴の1つです。
社会人の勉強には動画学習が最適!
いかがでしたか?社会人にとって動画学習が最適な勉強手段であるということをご理解いただけたでしょうか。
冒頭で述べたように社会人の1日の平均勉強時間はたったの6分です。逆に言えば、ちょっと勉強するだけで多くの人と差別化することができるということです。
ぜひ動画学習サービスを活用してどんどんスキルを磨いていきましょう!
おすすめの動画学習サービス
おすすめの動画学習サービスは以下の記事で紹介しています。
途中で挫折してしまったあなたへ|"計画力"を正しく理解して最後までやり通せる人になろう
ダイエットや趣味、仕事の企画など長続きせずに途中で挫折してしまった経験は誰にでもあると思います。
中には何をやっても続かないというような、"挫折癖"がついてしまっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は途中で挫折しないためのコツとして"計画力"をご紹介します。
先にこの記事の結論を言うと、計画は進捗に応じて見直すことが大事なのです!このことを理解するだけできっと最後までやり通せるようになりますよ!
計画力とは
計画力とは字のごとく「計画する力」のことです。そんなことは言わなくても分かるという声が聞こえてきそうですが、実は計画力はもっと明確に定義がなされています。
それは、2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の中の1つの要素としてあります。そこで計画力は次のように定義されています。
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
ここで大事なことは2つです。1つは課題の解決に向けるということ。もう1つはプロセスを明らかにするということです。つまり課題を正しく認識してその解決に向けたプロセスを細かく分解することが計画力であると言えます。
社会人基礎力について詳しくは以下の記事で解説しています。
まずは目的を定めること
物事を継続させるコツはまず目的を明確化することです。何のためにその物事をしたいのかをはっきりさせましょう。途中で挫折してしまうことは目的があいまいなことが多いです。分かりやすい例をあげると、「ダイエットしたい」というのは目的が明確ではありません。
目的を明確にするポイントは「なぜ」を考えることです。ダイエットの例で考えてみましょう。ダイエットしたいと思うのはなぜでしょうか?キレイやカッコよく見られたいからでしょうか。それとも健康のためでしょうか。
これでもまだ明確とは言えません。さらになぜを繰り返しましょう。キレイに見られたいのはなぜでしょうか?もしかしたら恋人が欲しいからという理由かも知れませんし、モデルの仕事をやっている方であれば人気を上げて仕事を増やすのが理由かも知れませんね。
このように何度も何度も「なぜ」を繰り返すことでどんどん目的は明確になっていきます。思いつくところまで考えてみましょう。
次に目的を達成できない原因となっている課題を洗い出すこと
目的が明確化したら、次は、その目的を達成できない原因となっている課題を明らかにしましょう。
例えば目的を「キレイに見られたい」に設定したとすると、そこには必ずそうではない原因、つまりキレイに見られない原因があるはずです。そんな原因を洗い出してみましょう。
原因の1つは体重でしょうか。しかし果たして原因はそれだけでしょうか。もしかしたら所作が汚いとか姿勢が悪いなど体重以外の原因もあるかもしれませんね。
このように洗い出した原因の数々が、目的を達成するために解決しなければならない課題となります。するとどうでしょう。始めは体重だけが課題と考えていたものの、蓋を開けてみれば、体重以外にも所作や姿勢といった課題も見えてきましたね。
つまり始めに定めた目的が間違っていたことが分かります。このように目的設定を間違ってしまうことこそが、挫折してしまう大きな原因なのです。
さらに、ここでのポイントは課題は定量的に計測できるものにすると良いということです。例えば体重であれば具体的な数値が見えるので分かりやすいですね。しかし所作や姿勢はどうでしょうか。中々定量化できませんね。
そんな時は、無理やりにでも定量化することがコツです。例えば所作であれば綺麗な仕草を〇〇個とか、姿勢であれば背筋の角度〇〇度などです。
最後に具体的なアクションを定めること
ここまで来ればもう少しです。先ほど洗い出した課題の1つ1つに対して具体的なアクションを決めましょう。
アクションを決めるときは複数の選択肢から選ぶのがおすすめです。例えば体重を落とすための選択肢としては炭水化物制限やファスティング、運動などたくさんありますね。
そういった選択肢の中から絞り込むことです。理由は最後に説明しますが、計画変更の際に容易に代替案を準備できるためです。
ここまで出来れば後は実行に移してみましょう!目的や課題が明確化され具体的なアクションが整理されたことでかなり進めやすくなったと思います。
計画は途中で修正しても良い!
しっかりと事前に計画を立てたとしても上手くいかないこともあると思います。というか上手くいかないことの方が多いですよね。
そんな時に覚えておいて欲しいのは「計画は途中で修正しても良い」ということです。意外かも知れませんが、ビジネスのプロジェクトマネジメントにおいても随時計画を見直すことが国際標準として推奨されています。
上手くいかなかったからダメではなく、上手くいくためにどのように計画を見直すかが重要ということですね。
そして、ここで先ほど用意した複数の選択肢が役に立ちます。1つの手段がダメだったら別の選択肢も視野に入れてみましょう。1つのやり方に固執して目的を見失ってはいけませんよ。
おわりに
いかがでしたか?計画力について正しく理解いただけたでしょうか?
挫折しないためには何よりも継続が大事です。上手くいかなくても都度計画を見直して目的を達成するまで継続しましょう。途中でやめなければ失敗することはありませんよ!
最後に挫折に関する名言をご紹介します。日本の偉大な実業家である松下幸之助の名言です。『失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである』
計画力をもっと向上させたいなら以下の記事もオススメです。
働く意味が分からなくなったら|何のために働くのか"働く目的"を理解しよう
「何のために働いているのだろう」と、ふとした瞬間に考えてしまうことってありますよね。お金のため?社会のため?自分の成長のため?そんな色んな考えが頭に浮かんでは消えて、中々まとまらないという人が多いのではないでしょうか。
私も昔は何のために働いているのか上手く整理ができていませんでした。がむしゃらに働いている中で上手くいかないことがあったり、趣味で充実感を感じることがあったり。そんな瞬間の度に「自分は何のために働いているんだろうか」とか「今のままでいいのだろうか」と考えることがありました。
そんな中、とあるセミナーで「マズローの五段階欲求」と言う考え方を知った時に、それまで漠然としていた働く目的を明確に理解することが出来るようになったのです。
そんな経験をもとに、今回は「何のために働くのか」という普遍的な問いへの答えをご紹介します。
人間は様々な欲求を満たすために働いている
冒頭でも述べた通り、働く目的というのは1つではありません。お金のためや自分の成長のためなど複数の目的のために働いているのです。
ではその目的とは一体どういうものがあるのでしょうか。それを分かりやすくまとめたものが「マズローの5段階欲求」です。
簡単に説明すると、人間の欲求というのは「生理的欲求」「安全欲求」「社会欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5つに分類されるというものです。働く目的もこの5つの欲求を満たすためになります。
マズローの5段階欲求について詳しくは下記のサイトがとても分かりやすくまとまっているのでご参照ください。上記の画像もこちらのサイトから拝借させていただきました。
マズローの欲求5段階説をこの上なく丁寧に解説する。あなたの欲求はどのレベル? | 自分コンパス
5つの働く目的
生命を維持するため
マズローの5段階欲求の中でも最も基礎に位置する「生理的欲求」に関するものです。生物的な生存にかかわることですね。
例えば、「食に不自由することがないようにお金を稼ぐこと」がここに当たります。
安全に生活するため
マズローの5段階欲求の中の「安全欲求」に当たるものです。外界の環境に対応するためのものとなります。
具体的には「健康に過ごすために季節に合わせた衣類を買うためにお金を稼ぐこと」や「雨風をしのげるように家を借りるためにお金を稼ぐこと」などが働く目的になります。
他者と関わりを持ったり集団に属するため
5段階欲求の中だと「社会欲求」に相当します。実は人間にはもともと組織に属したいという欲求が備わっています。孤独に弱い生き物ですからね。
働く目的と紐づけると「会社に属すること」自体が目的となります。意外かも知れませんがこれも立派な目的です。
他者から認められるため
マズローの5段階欲求の中の「承認欲求」に当たるものです。他者からの尊敬、名声、注目を得たいという欲求です。有名人になってみたいと誰しも一度くらいは思ったことがあるのではないでしょうか。それもこの欲求となります。
仕事で言えば、「事業を通じて社会に貢献すること」や「出世すること」がといった目的が相当します。
あるべき自分になるため
五段階欲求で最も上に位置する「自己実現欲求」に相当します。文字通り、自分をなりたい姿に近づけたいという欲求になります。自分にしかない能力を活用したいとか、自分の限界に挑戦したいといったものですね。
仕事で例えるなら、「自身の成長」や「自分の夢の実現」が該当します。
働く目的は1つじゃなくていい
誰しもこれまで説明した5つの目的を満遍なく満たすために働いています。
なので何のために働いているのか悩んでしまったときは、無理に目的を1つに絞る必要はありません。
お金を稼ぐことも、社会の一員になることも、自分のやりたいことをすることだって、どれも立派な働く理由なのです。
そしてそれらのバランスを取りながら、キャリアアップとともに少しずつ少しずつ満たせる欲求の数を増やしていくのです。
目的を達成するための手段も1つじゃない
先ほど働く目的は1つじゃないと言いましたが、それと同じように目的を達成するための手段も1つではありません。
お金を稼ぐだけであれば、今の会社ではなくても、別の会社でも良いかも知れませんし、今の時代ならフリーランスでも食べていくことは可能です。色んな手段があるということをまずは認識することが重要です。
働く目的に悩んでいるということは、恐らく今の職場や働き方に違和感を覚えているからではないでしょうか。
「自分は何のために働いているのか」、それをしっかり理解して最も効率的に達成できる手段を見極めましょう。
求人数No.1の転職最大手リクルートエージェント
転職者満足度No.1のdoda
20代~30代の転職ならマイナビエージェント
おわりに
いかがでしたでしょうか?働く目的を明確に理解することはモチベーションに直結します。ぜひ今回ご紹介した考え方を参考にしていただき、働く目的を理解する助けになれば嬉しい限りです。
働くモチベーションを上げるには以下の記事もおすすめです。
自分にばかり仕事が集中して不公平に感じるなら|仕事量をコントロールするための働きかけ力を身につけよう
「自分にばかり仕事が集中する」、「あの人は毎日定時で帰っているのに自分は毎日残業」、このような仕事量に関する不公平に不満を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、仕事量をコントロールするためのスキルの1つである「働きかけ力」についてご紹介します。
仕事量が多いなら他の人の力を借りよう!
初めに結論から言うと、仕事量が他の人と比べて多い人は業務を抱え込み過ぎです。もっと他の手が空いている人に仕事を振りましょう。
中には仕事を振っている時間もないという人もいますが、それを言っても状況は何も変わりませんし、誰かが状況を変えてくれるということも滅多にないでしょう。
これから先もずっと自分1人に仕事が集まる状況を続けるのか、今後楽をするために今少しだけ頑張るのか、どちらを選ぶべきかは明白ですよね。
"人に頼る力"も立派なビジネススキルの1つ!
人に頼るというと、何だか仕事ができない人のように感じる人もいるかと思います。しかしそれは真逆で、人に頼る力も立派なビジネススキルの1つなのです。
そのスキルこそが「働きかけ力」であり、2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の中の1つの要素として定義されています。その中で働きかけ力は、「他人に働きかけ巻き込む力」とされているのです。
なので、”人に頼る=仕事ができない”ではなく、”人に頼る=仕事ができる”と考えましょう。こう考えるだけで人に何かをお願いするというハードルがぐっと下がったのではないでしょうか?
なお社会人基礎力についてもっと知りたい方はぜひ下記記事をご参照ください。
人に頼ることは悪いことじゃない!
人に頼る=仕事ができるということは説明しましたが、それでも「人に仕事を依頼することは迷惑じゃないだろうか?」とか「自分なんかが仕事を振っても良いんだろうか」と感じる人も多いと思います。
それは「人に何かをお願いすること=迷惑なこと」と考えているからだと思いますが、実際は全然そんなことはありません。ここではその理由について説明します。
社会は相互に頼り合うことで成り立っている
大きな話をしますが、人間社会自体がもともと相互に助け合うことで成り立っています。相手ができないことをする代わりに、その対価として報酬を受け取っているのです。
家を建てたる、食料を育てたり、衣類を作ったり。すべて自分でやっている人なんて今の時代にはいませんよね。
なので社会的に考えても、人に何かをお願いすることは迷惑なことではないのです。
人間は基本的に頼られることが好き
もう一つの理由はこれです。人は基本的に頼られたい生き物なのです。
人間の基本的な欲求の一つに「承認欲求」というものがあります。これは「他者から認められたい、尊重されたい」というものであり、誰かから頼られることで満たされるのです。
あなたも仕事が集中している状況は苦痛に感じていると思いますが、仕事を任されていること自体は嬉しいと感じているのではないでしょうか?
なので、あなたが他の人を頼ったとしても全然迷惑なんかではなく、むしろ嬉しいことなのです。
人に仕事をお願いするコツ
最後に、仕事をお願いする時のちょっとしたコツをご紹介します。
自分の状況を伝える
人は分からないことがあると途端に警戒を強めてしまいます。それは本能的に理解できないことを恐怖だと感じるからです。お化けなんかがその典型的な例ですね。
仕事を頼むときもそれと同じです。どのくらいの仕事量を抱えていて、いつまでに終わらせなければならないのかを正しく伝えましょう。状況を伝えないと、「ただやりたくない仕事を押し付けてるだけじゃないか」とか「ただサボりたいだけじゃないか」とか思われてしまいますからね。
相手の状況も知る
自分の状況を伝えるのと同じように相手の状況についても正しく理解しましょう。余裕があるように見えても、実は自分以上に仕事を抱えている場合もありますからね。
ここで大事なのは推測で考えないことです。しっかり相手と話をして確認しましょう。相手の事情を推測するとどうしても、相手に迷惑なんじゃないかという考えが先行してしまいますので。なのでまずはダメもとでお願いしてみるというのも1つの手ですね。
お願いする仕事を自分も一緒にやる
人に仕事を振るくせに自分は何もしないと嫌われてしまいます。口だけ動かして手を動かさない上司なんかが正にそうですよね。その理由から上司が嫌いという人も多いのではないでしょうか。
上司部下の関係なら許されるのかもしれませんが、基本的にそういった行動をしてしまっては仕事を引き受けてもらえません。
「人を動かすには、まず自分が動くこと」がリーダーシップの基本です。まずは仕事をシェアすることから始めてみると、引き受けてもらいやすくなりますよ。
働きかけ力についてもっと詳しく学ぶなら
いかがでしたか?どんな仕事をやる上でも、周囲の人間の協力が不可欠であると判断した際に、協力者を集めることができる能力は重要です。
もっと詳しく働きかけ力について学びたいという方には以下の本を読むことをおすすめします。実は、上で書いた人に仕事をお願いする時のコツもこの本から学べたことの1つです。
人に仕事をお願いできるだけで、仕事の効率はグンと上がりますよ!
主体性とは何か|主体性を持つための超具体的な方法論
主体性を持て。社会人になったら良く言われる言葉ですよね。自主性や積極性、当事者意識、非指示待ち人間など主体性を表す言葉は多くありますが、いずれも抽象的でどういうことなのか理解できていない人も多いのではないでしょうか。
もしかしたら「主体性を持て」と言う本人でさえも正しい意味を理解できていないこともあるかも知れません。それほど曖昧な言葉ですよね。
そこで今回は「主体性とは何なのか」その意味を分かり易く解説し、さらに「具体的にどうすれば主体性を持てるのか」その方法を紹介します。
そもそも主体性の意味って何?
実は、主体性とは2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の中の1つの要素として定義されているほどビジネスマンにとって重大なスキルに位置付けられています。
その社会人基礎力の中でも1番目に挙げられていることからも重要性が伝わりますね。社会人基礎力については下記記事をご参照ください。
実際、経団連が2018年4月17日に公表した「高等教育に関するアンケート結果」によると、企業が学生に求める資質の第1位が「主体性」となっています。経団連:高等教育に関するアンケート結果 (2018-04-17)
そんな主体性とは一体どのような意味なのでしょうか。社会人基礎力の中では主体性は以下のように定義されています。
物事に進んで取り組む力
また小学館が発行しているデジタル大辞泉では以下の定義となっています。
自分の意志・判断で行動しようとする態度
なんとなく「自分自身の考えで物事に取り組む」というニュアンスだということは分かりましたが、やはり抽象的でよく分かりませんね。もう少し掘り下げて解説したいと思います。
主体性とは分かりやすく言うと「自分がやりたいことをすること」
主体性は意欲を持つとも言い換えることができます。意欲とは意志と欲動を合わせた言葉であり、意志とは「自分の考え」、欲動とは「やりたいこと」です。
つまり主体性とは「自分がやりたいことをすること」と言い換えることもできると思います。
例えば、食事や睡眠といった生理的な欲求は誰しも主体的に行っていますよね?そして雨風をしのげるように家に住んだり、健康に過ごせるように季節に合わせた衣服を着たりということも誰しも主体性を持ってやっていることだと思います。
少し極論のような気もしますが、欲求が主体性と密接に関わっているということは理解いただけるかと思います。
主体性を持てないのはやりたくないことをしているから
職場で「主体性を持て」と言われるようなシーンはどうでしょうか?様々なケースが考えられますが、少なくともやりたいことをやっている場合にそのような指摘を受けることはほとんどないと思います。
そうではなく、「やりたくないことを上司からの指示だからしぶしぶやっている」という場合や、「やりたいわけでもやりたくないわけでもないけどとりあえず目の前にタスクとしてあるからそれをこなしている」といった場合に「主体性を持て」と指摘を受けることが多いのではないでしょうか。
以上のことから、やはり「自分がやりたいことをすること」が「主体性を持つこと」だと言っても間違いではなさそうです。
しかし職場において「自分がやりたいこと」だけをやれることって少ないですよね。やりたくないこともやらざるを得ない状況も多くあると思います。
そこで次にそのような状況でも主体性を持つための方法について紹介いたします。
主体性を持つための方法
STEP1 業務内容を欲求軸と必要性軸で4象限に分ける
まず現在の自分の業務内容を下図のように、やりたいorやりたくないという欲求軸とやらなくてはいけないorやらなくてもいいという必要性軸で分類した4象限の内、どこに位置するのかを整理しましょう。
例えば「職場の掃除」であれば、やりたくはないけどやらなくてはいけないということで、第2象限に位置することになりますね。このような感じであなたの仕事を整理してみましょう。
STEP2 各象限に応じた行動を起こす
整理が完了したら、各象限に応じた行動を起こしていきます。この「行動を起こす」ことこそが主体性につながるので、絶対に整理しただけで満足してはいけませんよ!
第1象限
「やりたいしやらなくてはいけないこと」はドンドンやりましょう。やらなくてはいけないことをやって怒る人はいませんし、やればやるだけ主体性を評価されるはずです。
第2象限
「やりたくないけどやらなくてはいけないこと」、恐らくここが一番悩みが多いところではないかと推測します。ここについては、効率良くやるための実現可能なアイデアを提案してみましょう。
そもそもやりたくない理由というのは大きく2種類に分けることができます。1つは退屈な作業だから、もう1つは苦手な作業だからです。どちらの場合も生産性が悪い作業だと感じるから脳が「やりたくない」と拒否反応を示すのです。
であれば解決するためには生産性を上げれば良いのです。例えば、ITツールを導入して効率化を図ったり、その作業をやるにあたって自分より効率が良い別の人に頼むなど方法はたくさんあると思います。
例えば、「職場の掃除」なんかはそれなりの企業であれば外注していることが多いですよね。
そして大事なことは、そういった多くの方法の中から自分の組織のリソース(人・金・時間)も考慮した上で最も実現性の高いアイデアを提案するということです。
無限にリソースがあればいくらでも効率化することができますが、実際はそうではありません。限られたリソースの中で最善な策を講じる必要があるのです。
そうしなければただのワガママになってしまいますからね。また提案する時は効率化による効果の試算も併せて提示すると案が通りやすいでしょう。
第3象限・第4象限
「やらなくてもいいこと」については、とっととやめましょう。
とはいえ上司からの指示で仕方なくやっているという人も多いかと思います。そのような場合は、なぜやる必要がないと思うのか上司に説明してみましょう。まともな上司であればその論理が正しければ納得してくれるはずです。
また、もしかしたら自分の考えに漏れている観点があって、本当はやらなくてはいけない作業だったと上司から教えてもらうことができるかもしれません。
STEP3 それでもダメなら転職しよう
もしSTEP2まで実践したのに状況が変わらないようでしたら、残念ながら上司や組織に問題があります。
あなたの主体性を認めてくれる組織はたくさんありますので、ぜひ転職することをおすすめします。おすすめの転職サイトを載せますので、まずは無料登録だけでもしてみましょう。今はどこも人材が不足していますのですぐにスカウトが来ると思いますよ!
[オススメの転職エージェント]
求人数No.1の転職最大手リクルートエージェント
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20代~30代前半の転職にオススメのマイナビエージェント
やりたいことを増やして主体性を向上させよう
これまで「主体性=やりたいことをすること」だと説明してきました。すなわち主体性を向上させるためには、やりたいことを増やす必要があるということです。とは言ってもいきなりやりたいことを増やすなんて難しいですよね。
そんな時は「できること」を増やしてみましょう。
子供のころに覚えたての難しい言葉を自慢げに使った経験があるという人は多いと思います。それと同じで得意なことってどんどん使いたくなるんです。
つまりできることを増やせば、それを活用するためにやりたいことが増え、それが結果として主体性の向上につながるのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は主体性の意味と主体性を持つための具体的な方法を紹介させていただきました。
今後、AI(人工知能)やRPA(ロボット)の進化により、ますます主体性が重要視される時代になると思います。ぜひ今回紹介した方法を参考にして主体性を身につけましょう。
もっと詳しく主体性について学びたいという方には以下の「7つの習慣」という本がおすすめです。第1の習慣が「主体性を発揮する」であり、主体性に関してこれ以上ないくらい詳しく書かれています。世界で3000万部以上売れている超ベストセラーですので買って後悔することはないと断言します。
ビジネススキルを総合的に学ぶのにおすすめな本
ビジネススキルを身につけたいと思っても、ロジカルシンキングやらマーケティングやらリーダーシップやらプレゼンテーションやら、種類が多すぎて何から手をつけたら良いのか困っちゃいますよね。
※ビジネススキル一覧を知りたい方は下記の記事をどうぞ。
そこで今回はそんなあなたのために、ビジネススキル全般について総合的に広く学べる本を集めてみましたのでご紹介します。サクッと学びたい人としっかりと学びたい人向けでそれぞれまとめてみました!
ぜひこれらの本を読んでビジネススキルについて触れてみましょう!きっとあなたのキャリアを良い方向に導いてくれるはずです。
サクッと学びたい人におすすめの本
仕事は楽しいかね?
世界一やさしい問題解決の授業
頭がよくなる思考術
続いてご紹介するのはコチラ。2005年に発売されて以来ひそかに売れ続けてなんと18万部以上売れている人気な本です。この本ではクリティカルシンキングといったコンセプチュアルスキルやコミュニケーションに関するスキル、マネジメントスキルなど、ビジネススキル全般について55項目が明瞭かつ簡潔に書かれています。
しっかりと学びたい人におすすめの本
ビジネスフレームワーク図鑑
しっかり学びたい人向けということで、まずはじめにご紹介するのはコチラ。ビジネスを進めていく様々な過程で使えるフレームワークがなんと70種類も解説されている実践的な本です。
ビジネススキル大全
次にご紹介するのはコチラ。ビジネススキルを総合的に身につけるにはピッタリのタイトルですね!先ほど紹介した「頭がよくなる思考術」と同様、ビジネススキル全般のエッセンスをまとめたものとなっています。こちらのほうはさらに詳しく深く解説しているという感じです。
完訳 7つの習慣
最後にご紹介するのはこちら。説明するまでもないくらい有名な本ですね。人生を豊かにするために必要な7つの習慣が全560ページにもわたって詳細に説明されています。この7つの習慣こそが様々なビジネススキルの基礎とも言えるものであり、全世界で3000万部、日本国内だけでも180万部が売れている超ベストセラーです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?ビジネスマナーを総合的に学ぶための本として合計6冊紹介させていただきました。どれも心からおすすめできるものばかりなので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。きっとあなたのキャリアを良い方向に導いてくれるはずです!
本当に面白い思考実験に関するおすすめ本3選!
思考実験、それは古代ギリシアの時代から哲学者たちが「考える」ためのツールとして活用してきた、頭の中で想像するだけの実験のことです。
今回はそんな思考実験に関する本の中からオススメの3つを選びまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。どれも面白い本ばかりですよ!
思考実験に関するオススメ本3選
100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか
論理的思考力を鍛える33の思考実験
思考を深めるためのきっかけにピッタリな1冊です!
突然頭が鋭くなる42の思考実験
おわりに
いかがでしたでしょうか?思考実験には明確な答えというものはありません。そのため問いがあればずっと考え続けることができます。そういった意味でどの本も1度買えば長い時間楽しめる本になっています。ぜひこの機会に思考実験をして思考を広く深くしてみませんか?
社会人が身につけるべきビジネススキル一覧|ビジネススキルを分かりやすく分類し体系化
近年、ビジネスの環境は凄まじいスピードで変化しています。そのような環境の中で生き残っていくためには、社会人として高いスキルを持ち変化に柔軟に対応していくことが必要になります。
一方で社会人が身につけるべきビジネススキルは多岐にわたります。リーダーシップやロジカルシンキング、マーケティング、ライティング、プログラミング。例として挙げただけでもこれだけの数があります。何から手をつければいいのか悩んでしまいますよね。
そして、そのような膨大なビジネススキルの数々が体系化されておらず全体感がわかりづらいことがスキルの勉強や習得を妨げる要因の一つになっているのではないかと感じます。
そこで今回は、世の中に散らばっている様々なビジネススキルに関する情報を調査分析し、独自に体系化しましたのでご紹介します。ぜひ皆さまのビジネススキル習得に役立ててください。
ビジネススキルとは
ビジネススキルとは、社会人が事業を行う上で役に立つ能力のことを指します。
例えばマーケティングや財務など経営に関する能力や、プロジェクトマネジメントやネゴシエーションなど実務的な能力、さらにはロジカルシンキングやクリティカルシンキングといった物事を概念化する思考能力などがビジネススキルに当たります。
他にも語学力やストレスへの対応力など、一口にビジネススキルと言っても様々な能力が含まれています。
ビジネススキルの分類としてよく使われるものに、ハーバード大学のロバート・カッツという教授が提唱したカッツモデルがあります。具体的には以下の3つに分類するというものですが、実はこれは"マネージャー"に求められるスキルとして分類したものであり、実務層も含めた社会人全般に求められるビジネススキルを網羅しているものではありません。
カッツモデル
・テクニカルスキル(業務遂行能力)
・ヒューマンスキル(対人関係能力)
・コンセプチュアルスキル(概念化能力)
そこで次に、より一般化したビジネススキルの分類について当サイト独自に体系化したものをご紹介します。
社会人が身につけるべきビジネススキル一覧
まず結論として、表にまとめましたのでご覧ください。
大まかな分類に関しては2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」という概念に基づいています。「社会人基礎力」の詳細については経産省のホームページをご覧ください。社会人基礎力(METI/経済産業省)
本表ではそれをベースとして、「社会人基礎力」の各要素に紐づく形で具体的なビジネススキルを右端に記載しております。
本表の使い方としては、はじめに左側に記載してある社会人基礎力やその要素の中から自分が興味のある項目を選んでいただき、その後、該当項目の右端に書いてある個別のスキルについて調べてみる、といった要領でお使いいただければと思います。
以下、社会人基礎力にて定義されている、12のビジネススキルの分類についてそれぞれ解説したいと思います。
主体性
主体性とは 「物事に進んで取り組む力」
上司や先輩の指示でしか動けない所謂指示待ち人間ではなく、やるべきことを自らで考え動くことができる人材が求められています。
背景としてはAI(人工知能)やRPA(ロボット)の進化により、人間が指示できるようなことであれば機械で代替することが可能になってきているからです。
だからこそ誰かからインプットを受ける前に、自らインプットし自発的に行動を起こせるスキルが必要となるのです。
主体性は、当事者意識・意志・積極性といったように抽象的にしか表現できないものですが、それ故に多くの企業でこのスキルを持った人材が不足しており、企業が最も求めるスキルの一つとなっています。
主体性を向上させるためのスキルとしては、「企画力」や「モチベーションコントロール」のほか、「自己実現理論」を学ぶことなどがあります。
働きかけ力
働きかけ力とは 「他人に働きかけ巻き込む力」
プロジェクトやビジネスの規模が大きくなるにつれて、必要なリソースやスキルは増えていきます。複雑化が進んでいる現代において、一人の力で成り立っているものはほぼ無いと言っても過言ではないでしょう。
そのような時代だからこそ、周囲の人間の協力が不可欠であると判断した際に、協力者を集めることができる能力は非常に重要です。現代においては必須な能力と言っても差し支えないかも知れませんね。
働きかけ力を向上させるためのスキルとしては、他者を動かすための「リーダーシップ」や「ネゴシエーション」のほか、自他の考えを尊重しつつ主張をするための「アサーティブコミュニケーション」などが挙げられます。
実行力
実行力とは 「目的を設定し行動する力」
VUCAとも呼ばれる不確実性が増す社会において、何のために行動するのかといった目的やゴールを設定することは大きな意義を持ちます。
そして何よりもそれを実現するためにリスクを取って行動を起こせることが価値を持つ時代に突入しています。
実行力を向上させるためのスキルとしては、目的や要件を定義し、実現に向けて品質・コスト・時間をコントロールするための「プロジェクトマネジメント」や、ITスキルや財務・経理関係のスキル、モノづくりに関する資格などの「各種テクニカルスキル」があります。
課題発見力
課題発見力とは 「現状を分析し課題を明らかにする力」
近年においては「課題を解決する力」よりも「課題を発見する力」が特に重宝されます。というのも多様性が進む社会において、課題も同様に多様化が進んでいるのです。
つまりある特定の人にとっては課題でも別の人にとっては課題には感じないといった課題(所謂マイノリティの課題)が顕在化してきています。
このような課題を解決するために、様々な視点で現状を分析し問題点を洗い出す力が最近求められているのです。将来的にも需要が増すと考えられる、今最も身につけるべき能力の一つです。
課題発見力を向上させるためのスキルとしては、論理的に物事を考える「ロジカルシンキング」や、今の状態を疑ってかかる「クリティカルシンキング(批判的思考)」が挙げられます。
計画力
計画力とは 「課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力」
課題を解決するための手段は無数に存在します。また、ある課題を解決しようと思ったら別の課題が表れるといったことがあります。これらは様々な事象が複雑に絡み合った現代社会においては珍しくないことです。
だからこそ課題解決に向けたプロセスを可視化し最適解となる手法を選択できる能力というのが重要になるのです。課題がより大きくなればなるほど必要とされる能力でもあります。
計画力を向上させるためのスキルとしては、物事の一連の流れをプロセスとして分解して捉える「プロセス思考」、時間的制約を上手くコントロールするための「タイムマネジメント」、課題を様々な観点から広く分析して戦略を練る「マーケティング」などがあります。
創造力
創造力とは 「新しい価値を想像し生み出す力」
創造力は想像力とも言い換えることができます。製品やサービスのライフサイクルが短くなっているこの時代においては、常識や先入観、固定観念に縛られずに斬新なアイデアを次々に生み出す能力が求められます。
「新しく生まれるモノは全て既存のモノの組み合わせである」という言葉があります。この言葉が表すように、多角的な視点で情報を収集しそれらを上手く組み合わせる力は、時代に限らず普遍的に求められるスキルです。
創造力を向上するためのスキルとしては、全く別の物事をアナロジー化して気づきを得る「ラテラルシンキング(水平思考)」や、あえて論理を飛躍させて斬新なアイデアを得る「クリエイティブシンキング」が挙げられます。
発信力
発信力とは 「自分の意見を分かりやすく伝える力」
自分の考えていることを正確に伝えることは思った以上に難しいことです。特に異なる分野の人たちの交流が増えてきている今、同じ言葉でもその意味が分野によって違ってくることなどもあります。
また近年、スタートアップ企業やフリーランスなどでは各種SNSを活用したセルフブランディングができることも重要視されています。インフルエンサーという言葉も浸透してきましたよね。
そこで重要になってくるのが発信力です。自分の考えていることを正確に言語化し、相手に理解や納得してもらえるように根拠となる情報やデータを準備する。このスキルが求められています。
発信力を向上させるスキルとしては、「プレゼンテーション」や「ライティング」といった訴求力を持たせるためのテクニックや、グローバルに対応するための英語や中国語といった「各種語学力」などがあります。また最近では「日本語」について改めて学びなおすという人も増えてきています。それだけ発信力が求められているということですね。
傾聴力
傾聴力とは 「相手の意見を丁寧に聴く力」
発信力が求められるのと同時に、相手の意見を聞き取る傾聴力も求められています。特に最近では、言葉の一部を切り取って相手を批判することが社会問題にもなっていますよね。
それを防ぐためにも相手の言葉に耳を傾け、前後の文脈も踏まえて相手の意見を理解することが重要です。また、相手に意見を言ってもらえるようにするためには信頼関係を構築することも重要であり、それも傾聴力に含まれていると言えます。
傾聴力を向上させるスキルとしては、「パラフレーズ」や「質問力」といった相手の意見を引き出し認識齟齬を減らすための対話のテクニックや、スムーズに意見交換を進めるための「ファシリテーション」などがあります。
柔軟性
柔軟性とは 「意見の違いや立場の違いを理解する力」
グローバル化や価値観の多様化が進み、今では多様性を重要視するダイバーシティの考え方が一般的になっています。様々な価値観を受け容れることで多様な発想が可能になり、それをビジネスに適用することで適切なマーケティングや効率的なスケーリングを可能にします。
また、黒電話が携帯電話になりさらにスマートフォンへと進化したように、テクノロジーも時代とともに急速なスピードで進化していきます。このような技術的な変化を受け入れることも一種の柔軟性と言えるでしょう。
柔軟性を向上させるスキルとしては、多様な価値観や能力を理解し適材適所にすることで生産性を最大化させる「ダイバーシティマネジメント」などがあります。
情況把握力
情況把握力とは 「自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力」
情況把握力は大きく2つの力に分けることができます。1つは「情報を収集する力」、もう1つは「情報を整理する力」です。
より多くの情報を収集しそれらを様々な観点で整理することで、その場に応じた適切な対応が可能になるのです。
また様々な人や組織といった各ステークホルダーの目線で物事を考えることも非常に重要なスキルです。国連が提唱しているSDGsにもあるように現在は国際的な世論として「持続可能性」が常に求められています。
そのためより広い視点・視野・視座で人や物事を整理し全員にとってメリットがあるエコシステムを構築することが必須となってきているということです。
情況把握力を向上させるスキルとしては、様々な情報を収集し適切に応用する力である「情報リテラシー」や、全体を1つのシステムとして人間の行動や仕組みを捉える「システム思考」、「デザイン思考」などが挙げられます。
規律性
規律性とは 「社会のルールや人との約束を守る力」
現代は「信用社会」であると言われています。中国の大手企業アリババやテンセントが展開を進めている信用スコアに基づいて個人が相互に与信を評価する仕組みも世界的に注目されていますし、ネットでの炎上なども現代が信用社会であることを象徴づける事象ですよね。
このようにこれからの時代は他者からの信用を得ることおよび信用を損ねないことが、これまで以上に重要視されます。そのためにモラル(倫理観や道徳観)やその地域にあるルールを理解し守ることが必要なのです。
一度失った信用を取り戻すことは容易ではありません。「知らなかった」「配慮が足りなかった」ということでは済まされない問題になってしまいます。
だからこそ現代では自発的に周囲の模範となる「積極的な規律性」が求められます。
規律性を向上させるためのスキルとしては、個人的な信用を得るための「ビジネスマナー」や、組織としての信用を得るための「倫理観」、「コンプライアンス」などがあります。
ストレスコントロール力
ストレスコントロール力とは 「ストレスの発生源に対応する力」
現代に働いている人のおよそ4人に1人がメンタルヘルスに関わる問題を抱えていると言われています。パワハラやセクハラなど〇〇ハラスメントという言葉を聞かない日も少ないと感じるほどメンタルヘルスは社会的な課題となっているのです。
一方で現代人の多くはストレスがたまったら別のことで発散するという手段を取っている人が多いように見受けられます。しかしそれではいつまでたっても定期的にストレスの問題に悩まされることになってしまします。
そのため最近ではストレスの発散という対症療法ではなく、ストレスの原因であるストレッサーを適切に対処する根本治療が注目を集めています。
ストレスコントロール力を向上させるためのスキルとしては、心の強さを指標化して適切にコントロールすることを促す「メンタルタフネス」という考え方や、対症療法から根本治療まで包括的なストレスの対処法を学ぶ「ストレスココーピング」などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。冒頭でも述べましたが、これからの時代は個人のスキルが求められます。時代に置き去りにされないよう、ぜひ今回ご紹介した一覧表を活用してビジネススキルの習得に役立ててみてください。
ビジネススキルの学習におすすめの方法
忙しい社会人の勉強には動画学習サービスがおすすめです。以下の記事でオススメのものを紹介していますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
ビジネススキルを動画学習で学ぶ
お金を稼ぐ人の考え方!考え方だけであなたもお金持ちに!?
「金持ちを貧乏にしても、貧乏は金持ちにならない」。イギリスの元首相マーガレットサッチャーの言葉です。この言葉の通り、お金持ちになれる人とそうでない人の間には根本的な考え方の違いがあります。ここでは、お金を稼いでいる人に共通する考え方についてご紹介します。ぜひ参考にしていただいてあなたも稼げる側の人間になりましょう。
量を増やすのではなく効率を良くしようと考える
例えば今の年収を2倍にしようと思ったとき、あなたはどのように考えるでしょうか?お金を稼げない人の多くは「2倍多く働く」と考えます。一方で稼げる人は「今の半分の労力で出来るようにする」ことを考えます。
これだけを見ると結果としては同じであり、どうしてこの考え方の違いがお金を稼げるか否かに繋がるのか?という人も多いかと思います。
しかし前者の「2倍多く働く」という考えには、致命的な問題があります。それは「増やせる作業量には限界がある」ということです。2倍なら何とかなるように思えますが、これが10倍となったらどうでしょうか?どれだけ頑張れるかは個人によって差がありますが、この数字が増えていけばいずれ限界が来るというのは誰でも分かりますよね。
反対に労力を減らすということには限界がありません。それは手段が膨大にあるからです。自動化したり外注化したりビジネスモデルを変えたりと、効率化の手段は無限にあります。お金を稼ぐことが出来る人はこういった手段を活用することで効率化を図っているのです。
お金を使う=時間を買う
お金を稼いでいる人は、お金を使う時にそのお金でどれだけ時間を買えているのかを意識しています。例えば、誰しもスーパーで食材を買うことがあると思いますが、やろうと思えば自分で食材を準備することも可能ですよね?ではなぜそれらに対してお金を使うのでしょう。
それは自分で全てやろうとすると膨大な時間が掛かってしまうからです。これは当たり前に誰もが理解していることですが、お金を稼げる人は常にこのことを意識してお金を使っています。
お金を何に対して支払っているのか?その本質は「労力の代行」です。世の中で取引される多くの物やサービスは、我々がそれと同様のことを実現するために必要な労力を減らしてくれます。そういった労力に対してお金を支払っているのです。
今後、お金を使う際には、その対価はどういった労力に対して支払われているものなのかを考えてみてください。それを日頃から意識するだけで、効率的なお金の使い方が見えてくると思います。
好奇心・探究心が強い
お金持ちの人で無趣味というのは聞いたことがありません。また芸術や文学といった教養があり博識な人が多いように見受けられます。これは一体なぜでしょうか?
趣味や教養に使える時間や金額が多いから当たり前だろという指摘もあると思います。しかし実はここにもお金を稼げる人になるための理由があるのです。
先ほど、稼ぐためには効率化が必要であり、その手段は無限に存在すると説明しました。お金を稼げる人は、この「効率化の手段」を趣味や教養から学んでいるのです。
ビジネスと趣味(たとえばスポーツ)は一見無関係のようにも思えますが、スポーツにおける戦術をビジネスにも活用するなど、応用できることは数多くあります。逆の例ですが、駅伝の原監督は昔サラリーマンであり、そのときの経験や知識をスポーツに応用しているというのは有名な話ですよね。
このように、ある特定のものごとから別のものごとに応用出来る部分を見いだすことを「アナロジー化」と言います。このアナロジー化を行うために、稼いでいる人の多くは多趣味であったり教養が深かったりするのです。
多趣味だったからお金が稼げるようになったのか、お金があるから多趣味なのか。卵が先か鶏が先かという話はありますが、お金持ちに多趣味な人が多いというのは事実です。騙されたと思って色んなことを体験してみると、効率的に収入を得るためのコツが見えてくるかも知れませんよ!
「まずはやってみる」と考える
フットワークが軽いこともお金を稼げる人の特徴です。逆に稼げない人の多くは、「失敗したらどうしよう」とか「損したらどうしよう」などマイナスのリスクばかりが先行してしまい行動に移すことができません。
当然、行動を起こせば失敗することだったあります。結果的に損をしてしまうことだってあります。しかしお金持ちになれる人は、そういった問題が発生したら原因を分析して改善していけば良いのだと考えるため、何のためらいもなくリスクを取ることができます。
もちろんリスクを少なくするためにできる限りのことは事前に考えますが、それは行動を起こさない理由にはなりません。行動を起こすか起こさないかの判断基準は、「その行動で誰かに価値を与えられるかどうか」だけです。価値が少しでもあるのであれば絶対にやってみるべきです。
また、稼げる人とそうでない人とで「リスクの捉え方」にも差があるように思います。稼げない人は損をすることに過剰反応するため、リスクの大きさを考えません。一方で稼げる人は、リスクの大きさを適正に判断します。
「これくらいの損であれば大したことではないからリスクを取ってみよう」とか「このレベルの損は許容できないからやり方を再考しよう」など、リスクの大きさによって判断を変えることができるのです。
損をしないことは当然重要ですが、損をしてもいいやと思えるかどうかが、稼げる人とそうでない人を分ける大きな要因となります。
おわりに
自分の”考え方”は自分次第でいつでも変えることができます。
ぜひ今回ご紹介したお金を稼げる人の考え方を参考にして自分の考え方に反映していただければ幸いです。そうすればきっとお金を稼げる人に少しは近づけるはずです。